キャバクラでは、多くのキャバ嬢が勤務しています。その中でナンバーワンと呼ばれる女性は、やはりお店での待遇も違いますし、お給料をたくさんもらっている分、なんだか核が上の人間に思えますよね。まだ入ったばかりのキャバ嬢にとっては、雲の上の存在、といえるかもしれません。反対に、ある程度キャバクラで経験を積んでいる人にとっては、周りの人から恐れられているかも、と思うものです。
たくさんの人が上を目指しながら働くキャバクラという世界の中には、キャバ嬢の派閥もあります。派閥争いなどがあれば人間関係も面倒になっていきますよね。
キャバクラで円滑に人間関係を築いていくためのコツを5つ、ご紹介します。
キャバクラは女性たちが集まって、売り上げを伸ばすために頑張っている世界です。指名が入ればその人の収入が増えます。そして同伴やアフターなども増えたり、多くのお客さんが自分を指名してたくさんお金を使ってくれれば、それもしっかりと収入に反映される、という世の中です。お客さんがたくさんある人が勝ち、という世界ですね。
そのため、お客さんの奪い合いなどが全くないか、といえばそういうわけではありません。でも、ライバルの足を引っ張ることは、決してしてはいけないことです。良きライバルであるために、相手の足は引っ張らない、正々堂々と勝負する、という潔さこそ、人間関係を円滑にするための秘訣です。
また気をつけなくてはいけないのが、ライバルが時に仲間になる、というのがキャバ嬢の世界です。キャバクラは世の中にたくさんあります。同じビルの中にも何軒か、競い合うようにありませんか?そのお店の中で、自分たちのお店を人気店にするのもキャバ嬢としては忘れてはいけない仕事です。お店の売上が下がれば、その分キャバ嬢に支払われるお金も減ります。お客さんが減れば、最悪の場合お店が閉店、なんてこともありえますよね。
お店全体の売上があがれば、その分キャバ嬢の収入もうるおいます。キャバ嬢同士で協力し合って、時には仲間となれる関係が理想といえます。
自分を指名してくれたお客さんがいても、他の席からの指名が入っている場合は、その席にずっと座っているわけにはいきません。指名のキャバ嬢が席を立っている間や、接客補助が必要な時には、ヘルプのキャストが一緒に席についてくれたり、自分が席を立っている間にお客さんを楽しませてくれます。
ヘルプとの関係があまりうまくいっていないと、変な情報をお客さんに流してしまうとか、ヘルプをしてくれるキャストの自覚が足りずにうっかり何かを喋ってしまう、なんてこともありえます。
誰がいつヘルプに入ってくれるかはわかりませんが、常に他のキャバ嬢といい関係を築いていれば、ヘルプのキャストもしっかりとその場をこなしてくれます。
たくさん指名が入ると、自分が人気者になったようでとても嬉しくなります。そのため人は気が大きくなって、ヘルプしてもらって当たり前、というような気になってしまうキャバ嬢もいます。そうなるとヘルプをするキャストからの反感をかうことになるので、ちゃんとお礼とお詫びをしながら、仲良く過ごすように心がけましょう。
入ったばかりの頃は、キャバクラにあるルールを知らずに過ごしてしまい、周りの人に怒られる、ということはあります。キャバクラによって決められたルールがあるので、そのルールを知るところから始めましょう。先に働いていた人に気を遣う必要はないのですが、自分ひとりの言動でキャバクラ内を混乱させないような配慮は、人間として必要ですね。
お店にすでに派閥があって、バチバチとバトルをしていることもあるのですが・・・実はそういう派閥で争いをしているのって、比較的下のランキングにいるキャバ嬢が中心です。上の方でお客さんから人気を集めているキャバ嬢は、そういった派閥には興味がない、派閥争いをしても損するだけ、というころを心得ているからです。
キャバクラで派閥があったとしても、その派閥に入る必要性はありません。自分なりの働き方を貫きましょう。自分の意志を持つことが、キャバ嬢として成功する道です。
キャスト同士の関係性だけではなく、実はとても大事なのが黒服との関係です。キャストがお店の中では一番なのですが、黒服が店全体の雰囲気を作っている、といってもいいですね。そして何かトラブルがあったときに、助けてくれるのも黒服です。
お店を気に入って来てもらえるから、キャストもお客さんに接客できるのです。感謝とお礼の気持ちを忘れずに、お店で頑張ってくれている黒服との関係も築きあげていきましょう。
キャバクラは派閥争いが面倒、人間関係が悪そうというイメージを持っている人も多いのですが、そんなに怖がることはありません。一番やってはいけないのが、どっちつかずの態度で派閥争いに参加して、いいなりになってしまう、ということです。派閥争いに気を取られて、接客で失敗・・・なんてことがないようにしてくださいね。
自分らしく頑張っていれば、お客さんにも認めてもらえるはずです。