第一印象が肝心。
入店から愛想よく、しっかりとした笑顔を見せて応対すること。
キャバクラ嬢として採用面接を受けに来る場合、面接官の大抵は入店時の態度や他スタッフへの応対によって合否を9割ほど決めてしまうと言っても過言ではありません。
これは、入店時に明るい笑顔で応対がしっかりと行えているかどうかを判定しており、例えばスタッフへの挨拶が疎かになっていたり、おどおどした態度で入店した場合には、勿論社交性に欠ける人、としての判断がなされ良い結果に結びつくことはありません。
まずは周囲へのしっかりとした挨拶と、担当者の方へ向けた、はきはきとした挨拶、更にはとびきりの笑顔を持って面接に臨むことが非常に重要です。
まず第一の関門をくぐり抜けた上で、次に面接官がチェックを行うのがキャバクラ嬢志望の女の子の容姿についてです。
勿論、担当者によって好みの差はありますが、基本的には男性受けしやすいファッションを着こなしているかどうかを判断しています。
担当者の方は店を経営する立場の方であることが殆どであり、キャバクラ嬢として新たに入店した方に対して、指名客がどのくらい付くか、またはアフター等によってどの位店舗側への利益をもたらしてくれるのかと言う部分を判定しています。
自身の容姿にあった服は勿論ですが、主にキャバクラで好まれる服装として挙げられるとすればバストを強調した服であったり、背中を大きく開けた露出度の高い服、またこちらも露出度の高いノースリーブドレスです。
面接だけ、と気を抜いて入店する際の服を軽んじて選んでしまうと、それだけで採用される可能性を低くしてしまいます。
自分自身の武器となるポイントが強調できるドレスを着て、担当者をファンにしてしまう位の心意気で臨むことが重要となります。
実際にドレスを持っていない方については、大手のネットショップであったり、キャバクラ嬢御用達のネットショップなどでも比較的安価に購入することが可能であるため、事前に自身の体のサイズを計測した上で、自身の条件にあったドレスを選んでいくと良いでしょう。
更には入店時のメイクも大切なポイントの一つとなります。
キャバクラ嬢として店舗で働くこととなった際には、必ずと言えるほど店内での業務が主となります。
面接においても同様に、暗い店内で行われるため、メイクは絶対にいつもよりも少し濃い目に施す必要があります。
目標としては清潔感と華やかさを両方取り入れたメイクが理想的であり、それに加えて肌が綺麗な場合には更に担当者へのアピールとなります。
メイクに力を入れた後には、今度はヘアスタイルにも気を遣う必要があります。
ヘアスタイルはキャバクラ嬢の生命線と言っても過言ではなく、これにおいては費用を節約せず、美容院等に赴きしっかりとセットして貰った分だけ、魅力も十分に増します。
自身でのヘアメイクも無理ではありませんがやはり限界はあります。実際にキャバクラに嬢として入店した場合、店舗によってはその日のヘアメイク代を経費として負担してくれるケースもあります。
更には美容院でのヘアメイクを行った場合、自身の髪の長さが足りなくてもウィッグを使ったり、さらには都度パーマをかけることによって常に流行のヘアスタイルを維持することが可能です。
ここまでは、遠目から見た服装やヘアスタイル、メイク等のポイントを抑えることが出来ます。しかし、それだけでは十分な準備とは言い難く、より細かい点についてご紹介します。
キャバクラで働くとなった場合、接客において至近距離でお客様と接する機会も増えるため、前述したような肌を綺麗に保つことも大変重要な要素となりますが、それだけでなくお酒をお客様へ出すシーン等、お客様はキャバクラ嬢の指先までしっかりと見ています。
同様に店舗担当者の方も指先のネイルについても、しっかりとチェックをしています。指先は綺麗にしているか、装飾が極度に付けられたネイルでないか、極端に長いネイルを使用していないかなども確認しています。
勿論、指先のケアを全く行っていないことも問題ですが、過度なネイルについても同様に、お客様が不快感を示す可能性もあるため受け入れられにくいものとなっています。そのため、必要以上にストーンなどが付けられたネイルは避けて、比較的落ち着いたネイルにしておく必要があります。
ここまで紹介してきたように、自身の容姿にはしっかりと気を遣って店舗に来店する必要があります。だだ、外見だけに頼るのではなく、しっかりとした挨拶を行うことによって自身の社交性を最大限にアピールして、受け答えに関してもはきはきと明快に行うことを心掛けることによって担当者からの好感を確実にいただくことが可能になります。
担当者はお客様と同様に、キャバクラ嬢の細かい仕草や動作一つにまでチェックを行い採用するか否かを判断しているため、気を抜かずにしっかりと明るい自身を担当者へアピールし、採用を勝ち取ることが肝となります。