キャバクラで働く女の子にとって、いかにお金を稼ぐかは非常に重要です。
中にはお酒が好きだったり色々な人とお喋りを楽しむためにキャバクラ嬢になったという人もいるかもしれませんが、多くの場合は自分の能力次第で効率よくお金を稼ぐことを目的としています。
ただ、より高い収入を目指すなら、一般的なお客様ではなく高年収で太っ腹なお客様を捕まえる必要があります。
高年収のお客様の場合、ボトルをたくさん入れてくれたり、頻繁に来店して自分を指名してくれるようになります。アフターも高級なお店へ連れて行ってくれることが多いので、お金を稼ぐ以外にも楽しみが増えます。
キャバクラ嬢としてはできるだけ高年収のお客様に気に入られたいところですが、そもそもそういったお客様はどのように見分ければ良いのでしょうか。
キャバクラにやって来る男性はスーツ姿の男性が多いので、一見すると誰もかれも同じような身だしなみに見えてしまい、誰の年収が高いのか分かり辛く思えます。しかし実は高年収の男性には共通点があり、そこをチェックすることで比較的簡単に見分けることができるのです。
具体的な目利きポイントを挙げると、まずは着ているスーツの質に注目しましょう。
ウールなど上等な素材でできているものはもちろん、身体のサイズにぴったりフィットしている場合はオーダーメイドで作られている可能性が高いです。
スーツのオーダーメイドは高年収男性のたしなみとも言えることであり、1着作るのに安いものでも10万円以上するケースが多いので、年収が高くなければおいそれと手を出せません。来店するたびに違うオーダーメイドスーツを着ているような場合、まず間違いなく高所得の男性だと言えるので絶対に逃がさないようにしましょう。
とは言っても、キャバクラ嬢に限らず女性はスーツに詳しくない人も多く、なかなか見ただけではそれが上質の素材なのかオーダーメイドなのか分からないこともあります。
そんな場合は、知ったかぶりをせず素直に聞いてみるのも一つの方法です。スーツにこだわりを持っている男性は多いので、例え既製品だったとしても素敵なスーツですね、と褒められればご機嫌になります。スーツの良し悪しが分からなかった場合は、とりあえず褒めておけば間違いありません。会話の中でさりげなくオーダーメイドなのか、そんなスーツを何着も持っているのかなどを尋ねてみることをオススメします。
次の目利きポイントとしては、足元のシューズが挙げられます。スーツで来店する男性の場合、靴も普通のものではなく革靴などのいわゆるビジネスシューズを履いていることがほとんどです。高所得の男性の場合は、このシューズにも非常にお金と手間をかけています。
大手リサーチ会社のアンケート調査によると、高級ブランドの靴を持っているかという質問に対して持っていると回答した人は全体の約1割に過ぎなかったのですが、年収が1,000万円以上になる高所得者層の男性に限って見るとその所有率が倍増していました。つまり、お金持ちの男性ほど靴にお金をかけているということで、靴はある意味男性にとってステータスの一種になっているのです。
一般的にはあまり目に付かない靴にまでお金をかけるということは、経済的精神的な余裕を現しているとも言えます。単純に高級ブランドだというだけでなく、きちんと汚れを落としているか、綺麗に磨かれているかなどもチェックしておくようにしましょう。
ブランドの名に甘えて、購入したきりでメンテナンスをおろそかにしているような男性は、単に背伸びをしているだけの一般的な年収の男性ということもあります。
どこのブランドかは一見しただけでは分からないので、こちらもスーツの時と同じようにカッコイイ靴ですね、とまずは褒めてみましょう。顔や性格の良さを褒めてくれるキャバ嬢は多いですが、靴にまで注目して話題にするキャバクラ嬢は少ないので、高所得の男性に良い印象を与えることもできます。
最後の目利きポイントは、男性と言えばコレというほど定番ですが腕時計が挙げられます。腕時計は比較的女性でも有名ブランドを知っている物が多く、盤面にブランドのロゴが入っているものが多いのでチェックしやすいというメリットもあります。
超有名高級ブランドの腕時計をしていれば非常に分かりやすいですし、そういった男性はブランドを通して自分の経済力をアピールしたがっていることも多いため、そこを褒めれば簡単に気に入ってもらえるでしょう。
中には本物志向でネームバリューだけでなく本当の老舗高級ブランドを愛用している男性もいますが、そういった人の方が腕時計に対して愛着を持っているので褒められると大いに食い付いてくれるでしょう。
このように、高年収の男性は主に身に着けているもので見分けることができます。いずれも質の良いハイブランドものを愛用していることが多いので、自分でもスーツや靴、腕時計の男性向けブランドについて勉強しておきましょう。