更新:2019.03.08 作成:2019.03.08
キャバ嬢は自営業?2019月確定申告のポイントをおさらい
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更新:2019.03.08 作成:2019.03.08

最近では、副業や本業として、キャバクラでお仕事をされる方が増えてきています。
気軽に収入が得られるということで、若い頃からキャバ嬢として活躍している人も増えてきていますが、どんなかたちであっても、収入を得ている場合は納税の義務が生じます。
キャバクラ勤務は、他の業種や職種よりも高い収入が期待できるお仕事です。「よく分からないから、確定申告なんてしなくてもいいんじゃない?」という声もありますが、確定申告をしなければ後で大変な問題が起きてくる可能性も。

そこで今回は、キャバクラ勤務から収入を得ている人の確定申告のポイントをおさらいしてみたいと思います。

 

・なぜ確定申告が必要なのか

そもそも、確定申告とは一定額以上を勤務先から給与として得ている場合に発生する、納税の義務になります。

すべてのアルバイト・派遣・正社員の仕事に共通しており、キャバ嬢のような「個人事業主」にもその義務は発生します。
個人が国に払う税金といえば、物の消費にかかる「消費税」が有名ですが、直接役所で申告するものには「所得税」と「住民税」があります。
確定申告は住民税の申請も兼ねていて、確定申告をすると「その年の所得」がいくらだったのかがわかります。その金額を元にして、住民税が計算され、正しい税金が納められるというわけです。
税金は適当に支払うとか、役所に言われた金額を支払うものではなく、ちゃんと正しいルートから計算をしなければなりません。
ちなみに住民税を納めていると、「課税(非課税)証明書」というものが発行されます。
こちらはお部屋を借りたり、自宅や車をローンを使って借りる際に必要になるもので、住民税が国に支払われていることが原則になります。
所得税については、個人事業主という自営業者なので、会社員のように自動的に源泉徴収された金額が戻ってくるわけではありません。こちらは自分で手続きをしなければならない部分で、多く払い過ぎた分を後から払い戻してもらう必要があります。
人により戻る金額には違いがあり、ほとんど返ってこない方もいれば、数万円単位で返ってくる場合もあります。
個人事業主は個人でお仕事をしているので、お店が給料を厳密に管理しているわけではありません。

サラリーマンなどの会社員は、収入を得ているという証明は会社できちんと行ってくれますが、個人事業主は自分で「ちゃんとお給料をもらっています」と証明しなければ、社会的に信用が得られません。

確定申告は「義務」であり、同時に「権利」も得られる正しい証明です。個人事業主として働き続ける限り、毎年忘れずに納める習慣をつけましょう。

 

・源泉徴収と未納に要注意

嬢がふだんお店からもらうお給料の中には、「日給」のほかにも「インセンティブ」「罰金(ペナルティ)」などさまざまな項目があります。この中に、給与から1割引かれている「源泉徴収税」に注目してみましょう。
この1割分のお金は、稼いだお金に対してかかる税金のこと。給料からまとめて差し引かれ、お店から国に納められています。
勤務先がきちんとした経営を行っているお店であれば、1割を引いてきちんと国に納めているはずなので、確定申告の時にまとめて嬢のところに戻ってきます。
毎年、確定申告前の時期に「支払調書」と呼ばれる必要書類をくれるので、それを持って税務署へ行くか、税理士さんにお願いをすればOKです。

しかしこれがいい加減なお店になると、税金に関する手続きをほとんどやっていなかったり、後から「税務調査」として調査が入る可能性もあります。もちろん一人一人の女の子にも調査が回ることになるので、年収がかなりの額にのぼっている方は特に注意が必要です。

税部署から「払ってない(未納)の税金がありますね」と言われた場合、過去の未納分を自己申告することで、未納に対するペナルティ(無申告加算税)は5%で済みます。しかし税務署から丸ごと未納分を指摘されると、その3倍の15%にもなってしまいます。
15%ものペナルティが取られることになると、せっかく貯めたお金のうち、かなりの額が手元から飛んでいってしまいます。しかも、税務署に「所得隠し」と言われる行為を認定されてしまうと、「重加算税」と呼ばれるペナルティがさらに課される可能性もあります。
一年間の収入から計算される「所得税」は、5年の遡及(さかのぼり)が可能です。もしも税金を5年分未納状態にしていたら、5年もさかのぼって計算され、請求される可能性があるのです。
お店がほとんど税金問題を無視していたために、嬢にもつけが回ってしまう可能性があるんですね。

ですから、お給料をもらったら必ず給与明細を見て、
●きちんと源泉徴収が引かれているか?
●お店は国に税金を納めているか?
●自分自身に未納状態がないか?
などのポイントをチェックしてみてください。

 

・まとめ

いかがでしたか?

確定申告は、給与の額が多いキャバ嬢にとっては少し面倒に思われるかもしれませんが、一回経験しておけば翌年からは少しずつやり方が分かるようになります。
毎年必ず行われる手続きなので、手落ちのないように進めていきたいところですが、難しい場合は税理士さんなどのプロにお願いするのも一つの方法です。