キャバクラといえば、賑やかな夜の街並みに立ち並ぶお店というイメージが強いのですが、最近よく見かけるのがネットキャバクラやメールキャバクラというものです。
普通のキャバクラとどう違うの?という疑問が出てきますよね。
ネットキャバクラやメールキャバクラとはいったいどのようなものなのか、働く場合はどうやって働くのか、ご紹介します。
ネットキャバクラというのは、ネット上のキャバクラです。キャバクラのお店にお客さんが来てくれて、直接接客するというわけではなく、ネット嬢に仮想店舗が用意されており、自分の姿をサイトにアップしてもらって、その写真などを見てお客さんが指名をします。指名が入ったら、チャットで男性と話をする、という仕組みです。
話をする方法としては、音声通話をすることもあれば、タイピングで話をすることもありますし、スマートフォンでのテレビ電話などもあります。
ネットキャバクラととても似ていて、男性は指名したい女性を見つけて、指名を受けたら女性は男性のお客さんとメールのやり取りをして働く、という仕組みです。
メールでやり取りをして会話をするのが主となっています。
ネットキャバクラやメールキャバクラという世界は、女性側にはあまり理解できないものかもしれません。直接会ってお店で接客というならわかるのですが、目の前にいない女の子から接客を受ける、というのも不思議ですよね。接客というか、メインとなるのは会話のやり取り、コミュニケーションになります。
もちろん需要があるので、ネットキャバクラやメールキャバクラは存在しています。男性の中には、女性と話をしたいけどきっかけがない、キャバクラのような華やかな場所は苦手、お酒が飲めないからキャバクラには行けない、というような考えの男性もいます。そういう男性でも楽しめるのが、ネットキャバクラやメールキャバクラなのではないでしょうか。
ネットキャバクラやメールキャバクラは、通常のキャバクラと比べると稼げる額は少ないです。お客さんと直接会わなくてもいいので、その分少し楽な仕事だからではないでしょうか。
どんな風に会話をするかでも変わっていて、タイピングでのやり取りだけとなれば、その分顔も見えないのでお給料は安くなってしまいますが、音声電話になればアップしますし、さらにテレビ電話などで顔が写った状態での通話になればもっとお給料はアップします。
キャバクラで働くのは怖いし勇気がいるという人でも、まずはネットキャバクラやメールキャバクラからはじめてみてはどうでしょうか。
通常のキャバクラと比較して、ネットキャバクラ・メールキャバクラのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・ノルマがない
ネットキャバクラは基本的にノルマがありません。お店を持たない経営なので、それほど維持費もかかりませんし、お店側も働いてくれるときだけ働いてくれればいいというスタンスです。
・アフターや同伴がない
通常のキャバクラで働いているキャバクラ嬢は、お客さんから指名をもらうために同伴やアフターなども頑張らなくてはいけません。お店の営業時間以外で頑張るのは嫌だというキャバクラ嬢も多いですが、ネット上だけならそういった面倒なことがありません。
・通勤しなくてもいい
自宅で出来る仕事なので、面倒な通勤もありません。家にいなくてはいけない事情がある人にはぴったりです。
デメリット
・アダルト性が強い
通常のキャバクラではおさわりなどもNGとしています。ネット上ではおさわりなどを心配する必要はありませんが、アダルト系の会話を迫られたりといった点があります。そういう会話はNGというわけではなく、男性が求めている会話であればその分稼げるようになっています。アダルト系の会話が苦手な女性にはデメリットとなります。
・収入が低い
お店では働くキャバクラ嬢よりも収入が低くなってしまうのは当然です。お店なら出勤すると、基本的な手当が受け取れるところがほとんどで、指名がなかったりお客さんについていなかったりしても、時給はありますよね。でもネット上だと待機時間はお給料が発生しない、実際に指名をもらわないとお金が入ってこない、ということになります。確実に稼げるとわからない分不安はありますね。
・プレゼントが受け取れない
キャバクラ嬢は同伴などで一緒に買い物をして何か買ってもらったり、プレゼントをもらったりということができます。とても高級なブランド品などをプレゼントしてくれるお客さんも多いので、それを目的として同伴をする、というキャバクラ嬢もいます。でもネットになるとそういうものは受け取れないので、少し寂しいと感じるかもしれません。
どちらにしても、それぞれメリットやデメリットはあります。自分に向いている方法で、キャバクラ嬢として頑張りたいですね。