水商売の給料明細、内訳・項目の見方とチェックポイント
0
更新:2019.01.29 作成:2018.12.21

今回は、キャバ嬢の給与明細についてのお話です。

キャバ嬢の給与明細は、一般の会社員の内容とは少し違っています。

 

例えば、給料から差し引かれる項目。

 

キャバ嬢には、税金や社会保障費以外に、会社から色々差し引かれるものがあります。

今回はキャバ嬢の給与明細の内訳、項目の見方をまとめました。

 

キャバ嬢はサラリーマンではなく事業者

キャバ嬢は、会社に雇われたサラリーマンではなく、一人一人が個人事業主としてお店と契約を結びます。

これを請負契約といい、会社はキャバ嬢にお仕事を委託するという形で働いて貰っているとこになるのです。

 

ただ、最近では、キャバ嬢が使用者の監督下にある状況から労働者とみなされる裁判所による判決が出たため、労働者として雇用契約を結ぶお店もあるとのこと。

どちらの場合でも、源泉徴収は差し引かれますので、あとは確定申告がいるかどうかの問題になってきます。

 

基本的には、他に仕事をしていなければ、確定申告はいらないものと判断してもいいですが、医療費控除や生命保険料控除などの税金控除を受けられませんので、控除項目がある人は確定申告をした方が得です。

 

キャバ嬢の給与方式について

キャバ嬢の給与方式は以下の4つの方法に分かれます。

 

”売上バック”

売上の何%かをキックバックしてもらう方式。

一番金額が太く、実力のあるキャストさんによく見る報酬体系です。

 

”時給スライド”

成績に応じて時給が変動するシステムです。

売上や指名本数などが時給に影響します。

 

”指名バック”

お客さんから指名されると貰えるキックバックです。

指名1本で1000円ぐらいが相場。

 

”固定時給”

成績関係無しで一定額の時給が保証されているいわゆる時給のことです。

新人キャストさんは指名が入り始めるまで、まずはここからだと思います。

 

他には、ドリンク1本につきインセンティブがついたり、同伴成績が良い子には特別報酬をつけているお店もあります。

 

キャバ嬢の必要経費とは?経費計上できるの?

キャバ嬢の経費についてのお話になります。

キャバ嬢として働くには、次のような経費が掛かります。

事業主として契約している場合は、確定申告をすれば課税所得額を減らすことができますので覚えておきましょう。

 

”ドレス代”

キャバ嬢が身につけているドレスは、レンタルが多くて、その費用はキャスト持ちです。

お店によってはドレスを無料で貸し出しているところもありますが、ほとんどがレンタルだと思います。

ドレスのレンタル代は給料から天引きされるのが普通です。

 

”メイク代”

お化粧に掛かるお金です。

化粧品は自前で用意します。

 

”ヘアセット代”

お店にスタイリストが在籍している場合は、給料から費用を天引きされます。

居なければセット専門の美容室に頼むか自分でやるのですが、その場合は必要経費として計上が可能です。

 

”お客さんへのプレゼント代”

誕生日やバレンタインデーのようなイベントがあると、お客さんにプレゼントを渡すことがあります。その費用も経費として計上が可能です。

 

”送迎代”

お店によっては送迎代が有料のところがあります。

1回の送迎の値段は1000円から2000円が相場で、給料から天引きに。

 

”携帯代”

事業主として働いているなら、携帯代なんかも必要経費として計上が可能です。

確定申告の際には、個人使用の分を差し引いて計算して経費を申告します。

 

 

このように、キャバ嬢には給料から天引きされるものを含めて、色々な必要経費があります。

 

ちなみに、事業主としてお店と契約している場合は、経費はすべて自分で申告しないといけません。労働者としてお店と雇用契約を結んでいる場合は、給与所得控除がありますので、それが経費分と考えます。

 

確定申告で損をしないように、領収書は必ずもらって保管しておくようにしましょう。

 

待機カットのある店には注意を!

待機カット制を採用しているお店はちょっとおすすめできませんね。

待機カットとは、お客さんの席についていない待機中の時給を減額して支払われるシステムことです。

 

例えば、時給2000円のお店で、6時間働いたとします。

その内、2時間は待機していたため時給は1000円に。

 

接客中の時間は4時間ということなので8000円。

待機時間は2時間なので2000円。

 

そうすると、その日の日給は10000円ということになります。

 

これが待機カットが無い場合だと、待機時間でも時給4000円が貰えるので、日給は12000円。

 

月の出勤日で計算すると、仮に15日出勤したとして、2000円×15日=30000円。

30000円分給料が少なくなってしまいます。

 

待機カットが有るのと無いのとでは、かなり大きな差になってしまうんです。

面接の時に、まず確認しておいた方がいいでしょう。

 

まとめ

キャバ嬢の給料明細は、普通のサラリーマンよりも内訳・項目が多いです。

給与方式も少々複雑。

面接時に給料に関しては店長から説明があると思いますが、念のため給与明細を受け取ったら、一体何が天引きされていて、どのようなシステムで給料が支払われているのか?を調べておくといいでしょう。